校長ブログ

2026/06/04

校長ブログ〜心の教育 3年生へ〜

龍谷高校では、「心の教育」を大切にしています。では、「心の教育」とは、どのようなものなのでしょうか。
本校の校訓には、「合掌、感謝、自律、明朗」という四つの言葉があり、それぞれには込められた思いや考えがあり、それが「心」と言えるものだと思います。また、「心の教育」とは、こうした心を育てていくことであると思います。そこで、これらを次の三つ内容にまとめより皆さんにわかりやすくしました。
まず一つ目は、「心を育てること」です。それは、「他者を思いやる心」を育てるということです。学校という場所は、特別な誰かがつくるものではありません。皆さん一人ひとりの言葉や行動が、学校の雰囲気をつくっています。
例えば、困っている友達に声をかけたり、授業で分からないところを教えてあげたり、部活動で失敗した仲間を励ますなど小さな思いやりの積み重ねが、安心できるクラスをつくり、温かい学校をつくっていきます。反対に、何気ない一言や軽い気持ちの行動が、人を深く傷つけてしまうこともあります。だからこそ、相手の立場を考えること、相手を尊重することを忘れないでほしいと思います。
特に、皆さんは高校3年生です。皆さんの姿は、後輩たちに大きな影響を与えます。皆さんがつくる学年の雰囲気が、学校全体の雰囲気にもつながっていきます。ぜひ、「思いやりのある学年」「互いを支え合える学年」を、皆さん自身の手でつくってください。
二つ目は、「心を伸ばすこと」です。それは、「目標に向けて努力する心」を伸ばすことです。皆さんは、いよいよ3年生となり、自分の進路や将来について、本格的に向き合う一年になります。大学進学を目指して努力している人、部活動でさらに高い目標に挑戦している人、将来、自分がどのような道に進みたいかを考えながら努力している人などそれぞれだと思いますが、どの道に進むとしても、大切なのは、「努力を続けること」です。努力は、すぐに結果が出るとは限りません。思うようにいかず、不安になることもあると思います。苦しいと感じることもあるでしょう。しかし、毎日の積み重ねは、必ず自分自身を成長させます。また、努力した経験は、結果だけではなく、その後の人生を支える力になります。どうか、自分の可能性を信じて、努力を続ける一年にしてほしいと思います。
三つ目は、「心を満たすこと」です。それは、「龍谷での毎日を楽しむ心」を満たすことです。高校生活は、一度しかありません。友達と笑い合う時間、学校行事に夢中になる時間、部活動に本気で取り組む時間、勉強の中で、「分かった」「できた」と感じる瞬間、そうした日々の積み重ねが、皆さんの人生を豊かなものにしていきます。忙しい毎日の中でも、今しかない高校生活を大切にしてほしいと思います。そして、互いを思いやり、自分自身を高めていく。そういう一年にしてほしいと思います。
最後になりますが、今年度、本校のキャッチフレーズは、「心おどる三年間。心ゆたかな未来。」です。この龍谷高校での時間が、皆さん一人ひとりにとって、大きく成長できる時間になることを願っています。そして卒業するときに、「龍谷で学んでよかった」「この仲間と過ごせてよかった」と、心から思える一年にしてください。高校3年生としての皆さんの姿に期待しています。
 
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