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2020/10/04イベント

SDGsの視点から東京・佐賀の課題を考える~龍谷×玉聖のテレビ会議~


            

9月25日、高校特進科1年生が、東京都の玉川聖学院高等部2年生と「SDGsの視点から東京・佐賀の問題を考える」をテーマにテレビ会議システムを活用した交流授業を行いました。
 会議は、「SDGsの視点から考える東京・佐賀の問題点」についてのワークショップとして、佐賀県の問題について特進科1年髙田涼真くんがプレゼンテーションするところからスタートしました。本校特進科1年生が考えた佐賀の問題点は「人とモノの流出によって起こる様々な悪循環」。若者を中心とした働く世代の人口減少から引き起こる経済的な問題や地域の高齢化問題などを取り上げ、SDGsのゴールである「8、働きがいも経済成長も」「11、住み続けられるまちづくりを」などと関連付けました。
 それに対し、玉川聖学院の生徒からは、東京の問題点として「人口過密から生じる環境問題や誰もが安心して暮らせるまちづくり」が上がりました。佐賀と東京の問題点が、「人口の過疎と過密」という正反対のところに問題の根本があるところに、お互いの生徒たちは興味深さを感じていました。
 玉川聖学院の生徒からは、「佐賀のみなさんは、東京など都会に出てみたいという気持ちが強いですか?」や「佐賀も東京のように都市化してほしいですか?」といった質問が投げかけられ、それに対し特進科1年川口瑛睦くんは「都会の便利さは憧れるが、SDGsの取り組みをしている自分たちは、環境を損ねてまで都市化してほしいとは思わない。今のままの自然環境を保持しつつ、生活が便利に豊かになる方法を探りたい。」と返していました。
 
会議後半は、玉川聖学院の生徒たちが取り組んだ「SDGsフォトコンテスト」の作品であるSDGsの視点でとらえた写真と文章の中から、本校生徒が特に印象に残った作品数点を選び、それに対する感想を述べたり、質問をしたりしました。
以下、その内容とやりとりのいくつかを載せます。
 
特進科1年東真緒さん(『ポイ捨てたばこと環境問題』という、ある公園内で集められたたばこの吸い殻をとらえた写真を取り上げて)
「この写真からは、公園で遊ぶ子どもたちが危険にさらされていること、自己中心的で周りへの配慮が足りない大人がたくさんいること、たばこのフィルターに使われたプラスチックは環境汚染につながることなど様々な問題が見えてくる。」
 
特進科1年鐘ヶ江朱香さん(『油断のはじまり』という、コンビニの駐車場に捨てられたゴミとその横に放置された着火器具をとらえた写真を取り上げて)
 「すぐそばにあるゴミ箱まで持って行かれず放置されたゴミは私にも見覚えがある光景。さらに着火装置がそばにあるというシチュエーションに危険を感じて怖ろしくなった。」
 
特進科1年末永眞友美さん(『自然を隠しているのは私たちだ』という、美しい青空が電柱と電線で遮られている写真を取り上げて)
「タイトルが印象的だし、私たちが見ているのはありのままの自然ではないと気づかされた。」と述べ、さらに「景観を守るために電柱や電線をなくすにはどのような方法が考えられますか?」と質問を投げかけました。それに対し、玉川聖学院の生徒が「京都の祇園では景観を守るために電線を地中に埋めています。」と述べると、末永さんはさらに「電線を地中に埋める方法だと、地震の多い日本では災害時の復旧に時間がかかるのでは」と意見を述べるなど、活発な意見交換ができました。また、玉川聖学院の生徒たちは、「自分たちが写真に込めたメッセージをきちんと読み取ってくれてとてもうれしい」と感想を述べてくれました。
 最後は画面越しに手を振り合い、和やかに会議を終えました。
 
今回のテレビ会議では、玉川聖学院の生徒たちが、原稿やメモなどに頼ることなく、自分の言葉で落ち着いてプレゼンテーションしている姿が印象的でした。龍谷高校特進科1年生も、「もっと経験を積んで、さらに考えを深めてプレゼンテーションを上達させたい。」「また玉川聖学院の皆さんと話し合える場があれば」と今後もぜひ交流を続けたいと思ったようです。玉川聖学園高等部2年生のみなさんありがとうございました。
 
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