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2023/08/21お知らせ

龍谷高校特進コース 近況報告【全学年】

●8月18日(金) 総合的な探求の時間(Gpro)
 平和学習講演会(ロシアのウクライナ侵攻の現状について) 
   ○講 師:  ジャーナリスト  岡野 直 様

(講師プロフィール)
札幌南高校卒。東京外国語大学ロシア語専攻卒業。1985年、朝日新聞社入社。プーシキン・ロシア語大学(モスクワ)に留学後、西部本社社会部を経て、東京社会部で基地問題や自衛隊・米軍を取材した。2007年にはアフガニスタンでのカナダ軍従軍記者として、現地入りしている。2021年からフリーに。現在インターネットにて、ウクライナ情勢を取材、配信している。関心はロシア、観光、文学。全国通訳案内士(ロシア語)。令和5年7月に戦争中のウクライナの現地取材に基づいた「戦時下のウクライナを歩く」を光文社から出版。共著に「自衛隊ー知られざる変容」。 
 
侵攻から1年経過したウクライナの様子を現地取材に基づき、詳しく話していただきました。戦争の経験のない生徒や私たちではありますが、平和の大切さ(当たり前ではないということ)、平和を守っていく地球市民としての自覚を高めることができました。
 
(生徒の感想)
○1年生
去年から行われているロシアによるウクライナ軍事侵攻は世界中に衝撃を与え、自分もその出来事に衝撃を覚えたことを鮮明に覚えている。ロシアはウクライナに対しての核兵器の使用をちらつかせるような言動もあった。日本でも太平洋戦争中に広島と長崎に原爆が投下された。今後このようなことを起こさないと一致団結している国際社会に対しての冒涜だと自分は感じる。 まだウクライナでは戦争が現在進行形で行われている。自分よりも若くして亡くなった人も多数いる。本当にそのようなことが起きていると思うと大変胸が痛くなる。これからもこの戦争についての知識を深めていきたい。
○2年生
1番に思ったことは普段テレビや新聞でみる情報とは生々しさと重みが全く違ったとことです。スライドの写真に自分があたかもいるように想像しながら岡野さんのお話を聞いていましたが、心にくるものがとても重く苦しかったです。対面型の授業、遠く離れたところから通学している友達と直接会えて話せている今私が過ごせている環境と、団地の地下にある地下壕でスマホを持ちながら授業を受けているウクライナの学生の環境は全く違います。そして、兄弟が殺された人がそばにいること、遺体を引き取ろうとして射殺された人がいるということは想像を絶します。テレビや新聞を見て可哀想だと思うだけで何もしてこなかった自分が恥ずかしくなりました。










 
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