校長ブログ

2023/07/28

校長ブログ〜番外編〜

「全国高校総体 壮行式」
(愛称)
「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」
 
(スローガン)
轟かせ 魂の鼓動 北の大地へ 大空へ
 
(開催県)
北海道(他3県)
 
(競技種目)
夏季大会(30競技)
 
(大会期間)
期間 7月22日から8月21日 
参加者 34,590人
 
昭和38年大会から、総合体育大会となって1県で開催が始まった。高校生最大のスポーツイベント。
私の全国高校総合体育大会デビューは、47年前関東大会でした。
龍谷高校2年生。宿舎は東京大学の近くの本郷の旅館でした。
私は400mと4✕400mリレーに出場。今の国立競技場が会場でした。
結果は・・・準決勝落ち。悔しかったし、先生からも怒られた。試合が終って、はとバスの乗って観光をした思い出があります。でも皇居前広場しか覚えていない。
高校3年生の全国高校総体は、長野県の松本市で開催されました。
私は参加種目5種目。全てで全国総体に出場を果たすことができました。
200m、400m、400H、400mリレー、1600mリレー。     
参加種目中4種目で決勝に進出し、そのうち3種目で入賞を果たしました。
その年の夏、初めて海外遠征(シンガポール)にも選ばれ400mで優勝しました。
そういう意味で私の高校⒊年生の夏は「特別な夏」だったのです。
しかし、全国総体から帰って休みは1日だけ。佐賀で開催される国民体育大会の為の強化練習・強化合宿の「地獄の特別な夏」がまっていました。
その地獄の強化練習は10月の下旬まで続き、国体開催まで続きました。
今考えるとずっと総合運動場の陸上競技場に居た気がします。ずっと走っていた気がします。初めて挑戦する種目もあり超ハードトレーニングの毎日でした。自分だけ特別な強化合宿もあり、練習中、身体の7カ所くらい痙攣して倒れて運ばれたこともありました。気がついたらベッドで寝ていて、枕元には、当時大好きだったハイシーアップルジュースが置いてありました。
昔は、練習中水を飲んではいけなかった、筋肉は冷やしてはいけないと言われていました。水を飲んだ弱くなると聞いていました。苦しかったな~。辛かったな~と昔の「地獄の特別な夏」だった事を思い出します。でもきっと大きく成長したはず。だから大学へ行っても、教員になっても26歳まで現役選手として活躍できたと思う。
言うまでも無く、持っている全てを出し切って最後まで諦めることなく戦い抜くこと。現役の高校生には「頑張ってください」とエールを送る。
 
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