新着情報
創立記念式典 ― ご縁の中で生かされている私たち ―
5月21日、龍谷高校では創立記念式典を行いました。
ご講師に佐賀教区松浦組浄誓寺 古川 潤哉様をお招きし、「生」についてのお話がありました。多様な社会の中で「生」と「性」「生」と「死」を考えさせていただく時間となりました。
この日は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人がお生まれになった日であり、本校の創立記念日として大切に受け継がれています。
「もしも親鸞聖人がお生まれにならなかったら。さらにさかのぼって、お釈迦様がお生まれにならなかったら、今の龍谷高校は存在していなかったかもしれない」
長い歴史の中で、たくさんの命や出来事、ご縁が重なり合い、今ここに私たちは集っています。
家族、友人、先生、仲間――。
何か一つ違っていたら、出会うことはなかったかもしれません。
世界には多くの人が生きていますが、その中で実際に出会い、同じ時間を過ごせる人はほんのわずかです。同じクラスで学ぶこと、同じ部活動で汗を流すことも、決して当たり前ではなく、大きな「ご縁」です。
そのご縁に気づくことで、相手の存在を今より少し大切にできる。
忙しい毎日の中だからこそ、人とのつながりや支え合いの意味を見つめ直してほしい――そんな願いが込められた時間となりました。
また、式典の最後には、龍谷こども園の子どもたちによるかわいらしいサプライズもあり、会場は温かな笑顔に包まれました。
龍谷に集った一人ひとりのご縁。
出会えた意味を、これからも大切にしていきたいと思います。


生徒の感想より
「それぞれ性や生、死の共通するところがわかりました。 一般的に死が悪い、と考えると初めから途中まで良くて、最後悪いので終わるのか、という説明にどきっときました。 とてもいい機会でためになりました。」
「生とは生老病死という避けられない苦しみがあるというところが印象に残りました。人間誰しも老いて、死ぬという事実がとても怖く、でも一度しかない人生を思い切り悔いの残らないよう過ごしていこうと思いました。」
「今回の講演で「性」について考えることはとても大切なんだと改めて感じることができました。性について思春期だから恥ずかしいとか言って考えないのではなく、思春期だからこそしっかりと考えて知識を身に付けることでトラブルなどを無くすことができると知り自分もしっかりと考えていこうと思いました。」
「親に感謝しろと大人からはよく言われるけど親も子供を選んだ訳じゃないし子供も親を選んだ訳じゃないので半々で感謝すればいいと言うことを聞いて、確かにそうだと思ったけど自分は感謝するべきだなと思える親なので環境に感謝しないといけないと思った。」
「生と性と死について、他人事としてただ講話を聞き流すのではなく、自分と深く関係のあるものとして考えることができた。 講話の中で仏教の考え方について知り、生老病死が全て苦しい事というところにとても意外に感じた。なぜなら今まで自分は生きることに明るい、楽しいといったポジティブなイメージを持っていたからだ。しかし仏教では生きているから老いるし、病気で苦しむし、死の恐怖を感じなければいけないという考え方だった。」