校長ブログ

2019/06/03

校長ブログ~朝の参拝講話よりPart3~

健さんの「優しさと愛」エピソード

                                校長講話 ③

俳優で歌手の武田鉄矢さんが売れなかった頃の話

子どもの頃からコンプレックスの塊だった。貧しいたばこ屋の息子で、服はいつも同じ物

胴長で短足高校時代のあだ名は「化け物」だったそうです。

女の子にモテるわけがありません。

大学を出て、仲間と「海援隊」というバンドを結成

自らの半生と母への思いを歌った「母に捧げるバラード」が大ヒットをします。が

その後は不遇の時代が続きます。

生活は逼迫し、才能に疑問を感じ、いつもコンプレックに悩まされていました。

 

そんな武田鉄矢さんが、コンプレックスとの付き合い方を学んだのは、高倉健主演の

『幸せの黄色いハンカチ』という映画に出演し、山田洋次監督からしごかれたことがきっかけだそうです。

 

武田さんはあるシーンの撮影で一生懸命に演技をします。周りのスタッフたちはワッと笑います。

ところが、山田監督からは、「君の今の演技には下品なものがある」と言われます。

そのシーンの撮影を15~6回も続いたそうです。さすがに武田さんは1人落ち込みます

日頃のコンプレックスが噴出してきて、又撮影所に行かなければと思うと、怖くて毎晩お酒を飲んだそうです。

(大人になって、仕事のことで、大勢の人の前で叱られること・・・・辛い)

そんなある日、尊敬する高倉健さんから声を掛けられます。

武田鉄矢さんは、健さんのこの言葉に救われます。

 

「おまえはいいな。監督はずっとおまえしか見ていない。監督ってのは、伸びるからしごくんだよ」

コンプレックスとうまくつきあう生き方を掴んだのです。

武田鉄矢さんは、健さんの優しく嬉しい言葉を胸に刻みこの映画の撮影を乗り切り

役を見事に演じきったそうです。

 

「愛の反対は、無関心。関心を持つことは愛だと思います。はい」

高倉健さんの言葉です。マザーテレサも同じことを言っている。

全く関心がなければ、人は人を無視する。

「関心を持つことは愛」

厳しく叱責されたり、しごかれた時、そう思えたら少し心が楽になる。

学校現場でも、同じことが言えます。

学習活動、部活、職員室等で先生方が厳しくも温かい指導をされている。

時には叱っておられる。先生達は、成長して欲しいからだと思う。

ページトップへ
ページトップへ