校長ブログ

2021/07/07

校長ブログ〜番外編6「今年の母の日」~

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「今年の母の日」

5月の第2日曜日。母の日である。
いろんな説があるが、アメリカから始まった。ある女性が亡き母に毎年白いカーネーションを送ったことから始まったと言われている。日本では明治末期頃からイベントが始まった。
 
先日の日曜日、5月9日の母の日に二人の母に会いに行った。元気そうでホッとした。
二人に花とメッセージと写真を添えてプレゼント。
コロナ禍であるため、感染予防を考えてドア越し、窓越しの面会である。
自分の顔を見るなり、「あら、幸宏!」笑顔である。覚えてくれている。ホッとする。
これまで母の日は、実家に一人生活をしていた母に、好きな花と少しばかりのお小遣いを渡し、いつまでも元気でとメッセージの感謝の言葉を添えてプレゼントをしていた。
今年から、施設に訪問して母の日のプレゼントは持参である。
実は、妻の母と自分の母と二人の母親とも今年にはいって施設に預けている。
それまで二人とも我が家で介護をしていた。昼間は、ほとんど毎日デイケアサービスに行ってリハビリ等楽しいイベントを含めいろんな事を行っていただいていた。
デイケアサービスから帰宅し夕方から就寝までの時間、食事、トイレ、お風呂等と二人のお世話となるとかなり忙しい時間になる。また、認知も入っていることから、時々振り回される。二人の高齢者の面倒を見るのは大変である。   
以前からケアマネージャーさんに、母の今後のことを相談していた。そんな中、施設の空きが出たので、ケアマネージャーさんと母本人と家族で話し合い、納得してくれて今年から二人ともグループホームに預けている。
母の日のメッセージもこれまでのようには書けずに、どう書いたらいいのか考えさせられた。日頃の感謝の気持ちを伝える母の日。皆さんも、何か感謝の気持ちを伝えられましたか。
本校では、こころの教育を行っています。「おかげさま」「ありがとう」です。
私の母親は、二人ともずいぶん歳をとっているので、いつも心のどこかで心配しているけど、こうして会いに行くと元気ではあるが、顔を見る度に、これでいいのかなと自問自答してしまう。でも母親には「おかげさま」「ありがとう」です。いつまでも元気でいてね。
 
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