校長ブログ

2021/07/08

校長ブログ〜番外編7「TOKYO2020オリンピック・パラリンピック」~

校長ブログ
「TOKYO2020オリンピック・パラリンピック」

 
日本で開催される2回目となる「東京2020オリンピック・パラリンピック」
2013年9月に開催が決定して8年の歳月が経ち、今月7月23日開催。
新国立競技場で7月23日をスポーツの日(祝日)にし開会式である。57年ぶりの日本でのオリパラの開催。1ヵ月を切った。しかし、毎日のように大会開催について報道されている。新型コロナ感染症の影響で、大会開催に大きく影響を及ぼしている。今大会は1年延長となっての開催。2021年だが、名称は「TOKYO2020」のままである。
オリンピック・パラリンピックは4年に1度の開催。毎年ではないこと。いわゆる特別な大会である。だから選手にとっては参加するのがとても難しい大会。例えば27歳の次は31歳の時に開催と言うことになる。体力的・精神的・技術的等参加することは簡単なことではない。アスリートは、それだけに参加することに重きを置く世界最大のスポーツフェスティバル。4年に1回の世界最大の大会であるため、参加できるレベルに達した選手は、スケジュールやトレーニングメニュー等を考え選考会に挑む。自分の競技年齢も含め調整するのが大変である。競技年齢のタイミングもある。だから運もある気がする。
 
大会の開催は、IOCに各国が開催の意思表示を示し、様々なプレゼンテーション等をして会議を経て決定がなされる。2013年9月の大会発表の時は日本中が固唾を呑んでテレビニュースを見ていた。「TOKYO」の文字が見えたと時、みんな歓喜に沸いた。「おもてなし」の言葉も流行した。
 
これまで、いろんな歴史が大会の開催に影響を及ぼしてきた。戦争で中止になったり政治的な問題で不参加になったりした。今回は大きな壁になっているのが「新型コロナ感染症」である。
57年前の東京オリンピックは20競技開催、今回の夏のオリンピックで開始される競技種目は33競技。参加国、選手も多くなっている当然競技施設もたくさん必要であり選手村の宿舎も大規模となる。そう言う意味合いからも感染拡大予防対策は大変と思う。
しかし、参加するアスリートからすれば4年に1度しかない世界最大の特別な大会。競技人生の全てをかけて日の丸を背負い大会に挑む。悔いが残らないように全てを出して戦う。
自分は、選手の気持ちがよく分かるから、必ず開催して欲しいとエールを送りたい。大会が始まったら、「フレーフレー日本」とテレビの前で手に汗を握りながら必ずエールを送る。
昨年、学校現場では、高校生最大のスポーツ大会「高校総体」「夏の甲子園大会」が中止となった。毎日夢を追って頑張っている生徒達になんて声をかけてやればいいのか、現場の先生達は悩んだ。辛かった。だからもう一度言いたい「TOKYO2020オリンピック・パラリンピック」は必ず開催して欲しい。
 
ページトップへ
ページトップへ